2015年2月頃の話。
先日、TASSO.UKで購入したRAMAIRフィルターとエアインテーク、4週間後にようやく到着しやがったので週末に早速取付けです。
まずは左カバー・スペアタイヤを外していくと、これがエアクリーナーボックスのエアインテーク。蓋を外すとなかにインディアンフィルター(インド製の吸気効率がクソ悪いフィルター笑)が収められております~。
さくさくっと外して、RAMAIRフィルターと比較。
購入してから3,000kmしか走ってないから純正フィルターはまだまだ汚れがなかった。
以前に記事で書いたけど、スターデラックスの純正エアフィルターは二層式。かなりキメ細かい作りだから、片方のフィルターを抜くだけでも吸気効率は良くなりそう。
ていうか今年になって色々とチューナップしだす前に試しに抜いてみたことがあるんだけど、チョーク引かないとエンジン始動しなくなったことあるから、お手軽チューンとしては丁度いいのかもしれない。
空気取り入れ口が純正比30%増とかいうTASSOインテーク。
取付けは一瞬。そしてあまりにもチューナップ感がないから、エアインテークにSIPステッカーを貼ってみる。
ん~いい感じ!(本当はTASSOステッカーが欲しかったけど売っておらず)
恐る恐るセルをかけてみると、、
キュルルルンッ!、、、(もう1回だ!)
キュルルルンッ!、、。(静寂)
全然だめ!全の然!ダのメ!笑
エンジンかからない。チョークひいてもかからない。さすが吸気効率ナンバーワンフィルター!
そしてきっと吸気効率最悪の純正フィルターとのコントラスト強すぎてキャブの設定が追い付いてない。まぁでもここまでは想定内。
続いて恐怖のキャブセッティングです。
参考にしたのはこの動画。
陽気なイングランド親父が懇切丁寧にキャブセッティングを解説してます笑。そういえばTASSOもイングランドのショップだし、イギリスではLMLが人気なのかな。植民地時代のインドとの関係あり?気のせい?
簡単な作業は以前に乗ってたCD125Tで経験してたけどキャブ弄りは未知そして恐怖の世界。まぁでも失敗したらショップに持ち込めばいいや~ってゆるい感じでレッツトライ。
まずはフューエルコックをオフにして、マニホールドとエアクリーナーボックスに繋がってるダクト?部分を外していく。
MIKUNI VM22は超定番キャブだし燃調だしやすいとか聞くけど、唯一の設計上の欠点はパイロットスクリューがキャブの下側を向いてること。他の車種だとそのまま弄れるのかもしれないけど、スターデラックスはキャブを完全に取り外さないとスクリュー回せないんだよね。
とりあえず購入するジェットの番手を決める参考にするべく、パイロットスクリューを4.5回転戻し→標準の1.5回転戻しに変更。
あとはジェット種類を確認するために、キャブ分解してメインジェットとパイロットジェットの形状と番手を確認する。
メインジェットはMIKUNI丸大用、パイロットジェットはTM/HSR用ってやつらしい。番手はメインジェットが#100でパイロットジェットが#15。
キャブを元に戻して、恐る恐る恐るセルをかける。
キュルルルンッ!、、、(もう1回だ!)
キュルルルンッ!ドッドッドッ!(お?)シュンッ、。
やっぱダメか~!!
チョークをめいっぱい引いて再度トライ。
キュルルルンッ!ドッドッドッ!(お?)ドッドッドッ!(お?)ドッシュンッ、。
ダメだぁー!!
もうね、恐るべしRAMAIRフィルターの吸気効率って感じ。
だって純正フィルターのときはパイロットスクリュー4.5回転戻しで、それでもまだ混合気濃かったのに、フィルター替えただけでスクリュー1.5回転戻しでチョークひいても混合気薄くてエンジン始動しないとかね。
購入したのはコレ。
ポッシュ メインジェットセット
MIKUNI TM/TMR/MJN/TDMR用 #105 #110 #115 #120 #125 #130
ポッシュ パイロットジェットセット
MIKUNI TMR/MJN/TDMR用 #17.5 #20 #22.5
帰宅したら早速取付けです。
の前に腹ごしらえ笑。
さっきと同じ要領でキャブを取り外して裏蓋を外し、メインジェットとパイロットジェットを慎重に取り外して付け替えていく。
メインジェットは#100→#105、パイロットジェットは#15→#17.5。
ニードル位置を3段目(中央)→4段目に変更。
パイロットスクリューは1.5回転戻しのまま。
これでどうだ!ってことでセルをかけてみると、
キュルルルンッ!ドッドッドッ!(お?)ドッドッドッ!(お?)ドッドッドッドッドッドッ!
おぉぉぉぉ!!!!
若干アイドリングが不安定なものの、アイドリング調整してしっかりと暖気してあげれば問題なさそう。
若干薄めな気がするけど、まぁ真冬だし暖かくなったら丁度いいでしょうってことでキャブセッティング終了~!
良かった~!
そしてお待ちかねの試走です、が、
これ、は、一体、ナンテイウ乗リ物、デスカ、、?!
っていうぐらい全然ちがう!最高!最の高!!
まず吸気音なんだけどほぼ直キャブに近い吸気効率だからかブオン!ブオン!ブボボボボボボッ!って感じ。音が大きくなってるからってのもあるんだけど、加速が断然違う!断の然で違う!笑
燃調が完璧ではないにも関わらず低回転から高回転までスムースに吹き上がって、各ギアの最高速が5km/hぐらいアップしてるんじゃないかな。特に3速で50~60km/hまで引っ張れるようになったから、街乗りで4速まで入れる機会が減ったかも。
吸気と排気が釣り合ってる感じがして大満足なチューナップとなりました~。
おわり。
キャブセッティング記録(旧→新)
2013年7月
KEIHIN PB18(純正キャブ)&純正マフラー&純正フィルター&純正エアインテーク
メインジェット#90/パイロットジェット#40/ニードル??/パイロットスクリュー??
2015年1月
MIKUNI VM22&PINASCOマフラー&純正フィルター&純正エアインテーク
メインジェット#100/パイロットジェット#15/ニードル3段目(中央) /パイロットスクリュー4.5回転戻し
2015年2月
MIKUNI VM22&PINASCOマフラー&RAMAIRフィルター&TASSOエアインテーク
メインジェット#100/パイロットジェット#15/ニードル3段目(中央) /パイロットスクリュー1.5回転戻し
メインジェット#105/パイロットジェット#17.5/ニードル4段目/パイロットスクリュー1.5回転戻し
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